「クリエイターさんにお願いしたけど、なんか思ってたのと違った」
という話を、経営者さんから聞くことがあります。
・オシャレだけど、伝えたいことと違う
・こちらの意図がうまく伝わっていない
・確認のたびに時間が溶ける
・結局、自分で全部考えることになる
HP、冊子、SNS、動画。
発信系の制作は、実はこういうことがかなり多いです。
原因はなんなのか?
「センスがいいクリエイターさんにお願いしたのに…」
そう、クリエイターの「センスが悪い」、という話ではないのです。
むしろ、
「何を、誰に、どう届けたいか」
が整理されないまま、制作が始まっていることが原因である場合が多いと感じています。
実際、制作現場では、ここが整理されているだけで、制作の進み方はかなり変わります。
最近、担当させていただいた「岡山福祉ネイルガイド」の冊子制作でも、それを強く感じました。

今回の冊子は、福祉ネイルを知ってもらうだけではなく、「実際に施設導入につながるものにしたい」という目的もありました。
ただ、今回大切にしたのは、「説明的になりすぎないこと」。
今回の冊子では、
・福祉ネイルの価値を伝える
・やさしい空気感を届ける
・でも、実際の導入にもつながる
その両立が必要でした。
つまり、「世界観」だけでもダメ。でも、「説明」だけでも伝わらない。
このバランスをどう整理するかが、制作の大きなポイントだったと感じています。
たとえば、
「どんな順番で読むと伝わるか」
「専門用語をどこまで減らすか」
「どこに安心感を入れるか」
「感情と導線をどう両立するか」
そういった部分は、単純な「デザイン」「センス」だけでは解決しません。
むしろ必要なのは、 「何を優先するかを整理すること」。
「今回は“これ”を届けたい」
「この目的はブレたくない」
という優先順位が整理されていると、判断がとても速くなります。
「どちらが正しいか」ではなく、「どちらがより伝わるか」で会話ができるようになるのです。
今回のケースでいうと、クライアント様が「この冊子で何を届けたいか」について、最初からブレていませんでした。
結果的に、
・細かい確認の往復が減る
・修正回数が減る
・それぞれが役割に集中しやすくなる
という状態になっていました。

単に“制作がラク”という話ではありません。
コミュニケーションコストが減ることで、クライアント様だけでなくクリエイター側も、「正解探し」にエネルギーを使わなくて済む。
その分、「どうしたらもっと伝わるか」に集中できるんです。
つまり、最終的な「伝わり方」にも、その差はかなり出ます。
たとえば、
「読む気になる」
「最後まで読める」
「なんとなく安心する」
「問い合わせしやすい」
こういった感覚は、デザインだけではなく、「情報整理」によって大きく変わるからです。

制作物は、デザインや文章だけで完成するものではなく、「何を届けたいか」が整理されていることで、初めて本来の力を発揮します。
だからこそ、「うまく言葉にできない」「制作が進むほどズレていく」という感覚がある場合は、「作る前の整理」を一緒にできる人がいると、かなり進めやすくなるかもしれません。
ええがLaboでは、
・HP制作
・冊子制作
・SNS発信
・インタビュー/文章整理
などを通して、
「何を、誰に、どう届けるか」
を整理しながら、発信や制作のお手伝いをしています。
HP・冊子・SNSなどの制作で、
「何をどう伝えるべきか整理したい」
「制作チームとのズレを減らしたい」
という方は、お気軽にご相談ください。
ええがLabo / 小林美希









